【感想】ワンパンマン 195話【ネタバレ】
約3ヶ月ぶりに更新されたweb漫画「ワンパンマン」。
最新話を読んだので、感想を述べてみたいと思います。
以下ネタバレを含みますので、ご注意ください。
S級ヒーロー3位で流水岩砕拳なる武術の創始者、「シルバーファング」ことバングさん。
怪人と化した元一番弟子のガロウとの一騎打ちの真っ最中に、
ガロウは「爆心解放拳」という構えをとります。
若き日のバングが使っていた拳法らしく、とあることをきっかけに封印して長年使いませんでした。
バング曰く、「邪拳」と言わしめるほどのものだそうです。
ストリートファイターで言うと「殺意の波動」みたいなものでしょうか?
「心の臓、止めてくれる…!」
それを爆心解放拳の巻物を一読しただけで会得したという怪人ガロウ…どんなチートやねん!って感じですね。
若き日のバングは、この爆心解放拳を使ってやりたい放題の日々を満喫しており、
自分の楽しみのためにこの拳を奮っていたワケですが、
それを見兼ねた旋風鉄斬拳の使い手、兄のボンブとの兄弟喧嘩に敗れました。
己を超えようとせず、強くても慢心の日々を送っているだけの者の拳は兄に通用しなかったのです。
そんなこんなからバングは己を見つめ直し爆心解放拳を封印し、新たに
流水岩砕拳を編み出し、やがて兄に倣って道場を開き門下生をたくさん作っていったというワケです。
とまぁ、ここまでを見ているとバングのサクセスストーリーもあり
話の流れとしては感動的なのかな…と思いますが。
肝心のこの爆心解放拳、構えだけで全然戦闘スタイルが作中の中では明かされていないんですよね。
バングとボンブの戦闘描写は省略されてますし、現在使用中(であろう)ガロウに関しても戦い方に関してさっきまでと何が違うのよ?と言った感じです。
そしてボンブは完成されたバングの爆心解放拳なら勝てるかも…!心に思うワケですが、
バングもそれを使おうとせず、流水岩砕拳の一本押しで攻め続けます。
結局、爆心解放拳って何やねん???
封印した理由も、敵味方問わず見境なく殺戮を繰り返してしまうとかではなく、
これを使っても兄に勝てなかったからですからね。
本当に強力なスペックを兼ね備えているのかが疑問に浮かぶところです。
次話以降、はたまた加筆修正などで深く掘り下げられていくのでしょうか?